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映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役で知られるクリストファー・ロイドが、自伝でコカインやアルコールへの依存と回復までの経緯を明かした。
米俳優クリストファー・ロイド(88)は、27日発売の自伝「イン・マイ・オウン・タイム」で、長年にわたりコカインとアルコールの依存に苦しんだ過去を明らかにした。米芸能サイト「ページ・シックス」が報じた。
ロイドは1970年代、ロサンゼルスのコメディークラブの外で知り合った女性の車内で、初めてコカインを使用した。その後すぐにのめり込み、アルコールやマリファナも日常的に使うようになったという。
舞台や撮影現場に薬物や酒の影響が残った状態で出ることはなかったとしながらも、好きで使い続けるうちに依存に支配されるようになったと振り返った。
1983年には、出演していた人気ドラマ「タクシー」の終了直後、当時の恋人との口論中に酒と薬物の影響下で自宅の窓を殴り、重傷を負った。大量出血で病院に運ばれ、血漿の投与を受けたという。同じ病院では前夜、同作で共演したアンディ・カウフマンががんのため35歳で亡くなっていた。
依存との闘いはその後も続き、1993年に更生施設へ入った。ロイドは入所を回復の始まりと位置づけ、その後も再発を経験したと記した。数年後の4月1日に酒を断ち、それ以降は断酒を続けているという。
ロイドは自伝で、世界的に成功した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作についても回想し、自身の代表役となったエメット・ブラウン博士への愛着を語っている。
ロイドは、依存が仕事に直接影響しないようにしていたことを理由に問題を小さく見ることはできず、私生活では深刻な危険を招いたと振り返っている。窓を殴った事故は命に関わるほどの出血につながり、薬物と酒を自分で制御できていなかった現実を示す出来事となった。
H.Nakamura--JT