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俳優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため44歳で死去した。所属事務所は公式サイトで、13年前の罹患から昨年の再発、今年8月の腸閉塞までの経過を明らかにした。
映画「パッチギ! LOVE&PEACE」のヒロインなどを演じた俳優の中村ゆりさんが、9月1日に直腸がんのため死去した。44歳だった。所属事務所が公式サイトに知らせを掲載し、葬儀は近親者と事務所の俳優、スタッフで済ませたと報告した。
事務所の説明によると、中村さんは13年前にもがんを患っていた。当時、事務所の社長と本人は、仕事の関係者に余計な心配をかけないよう、病名を伝えないことを話し合ったという。
その後は寛解し、好きだった仕事を続けた。事務所は、中村さんが元気に活動するとともに、検査も欠かさず受けていたと説明している。
2025年1月に再びがんが見つかった。手術は成功したものの、術後に転移が判明し、その段階で根治や寛解を目指すことは難しくなったという。
以降は病気と付き合うための治療を受けながら、できる限り長く、生き生きと過ごすことを目標とした。中村さんは病気について熱心に学び、主治医からは仕事を続けることを勧められていたと事務所は明らかにした。
2026年8月、仕事への復帰に向けて回復に努めていた中で、腸閉塞が再発した。その際に突然、余命がわずかだと告知されたという。
事務所は、告知後の中村さんが落ち着いて笑顔を保ち、家族や近しい人たちと最後の時間を大切に過ごすことができたと説明した。
30代、40代には病気と向き合い、本人の強い気力で乗り切る場面も多かった一方、出会いや幸せ、充実した時間も数多くあったとしている。事務所は、生前の厚意への感謝とともに、応援したファン、仕事を共にしたスタッフや共演者に謝意を伝えた。
S.Suzuki--JT