ラグビー日本、米国に63―14 大塚壮二郎もトライ、決勝はフィジー戦
ラグビーのパシフィック・ネーションズカップで日本が米国から9トライを奪って勝利した。関学大のPR大塚壮二郎が先発2試合目で得点し、スクラムでも貢献した。
ラグビーのパシフィック・ネーションズカップで9月12日、世界ランキング12位の日本が同14位の米国を63―14で破った。東大阪市花園ラグビー場で行われた試合で、日本は前半16分までに4トライを記録。来年のワールドカップ・オーストラリア大会でも対戦する米国に勝ち、9月19日に東京・秩父宮ラグビー場で世界9位のフィジーと決勝を戦う。優勝すれば2019年以来となる。
1週間前のカナダ戦は57―12で勝ったものの、内容には課題が残っていた。今回は開始からスピードと運動量を示し、FWとBKが一体となって攻め、今季最多の9トライ、63得点を挙げた。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは、今回のパフォーマンスにチームの成長を感じると評価した。
FW第1列では、HO原田がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。関学大4年のPR大塚壮二郎(22)も、7月のフランス戦以来となる2度目の先発でトライを挙げた。前半終了間際に自らのボールキャリーで前進し、最後はラックからボールを持ち出して得点した。
大塚はトライについてはボールを置いただけと話した一方、その前のプレーで相手陣へ進めた点を手応えとして挙げた。得意とするスクラムでも働き、前半にあった4度のマイボールスクラム全てで日本がペナルティーを得た。大塚は相手のスクラムを崩す意識で臨んだと説明した。
代表への足掛かりは、ジョーンズHCが進める若手発掘プロジェクトへの昨年の招集だった。今年春にはU23日本代表のオーストラリア遠征にも参加し、その後、日本代表に初めて呼ばれた。7月のイタリア戦で初キャップを獲得している。
ジョーンズHCは大塚の成熟ぶりを41歳の選手のようだと表現し、将来の可能性も高く評価した。前回の代表活動では、15歳年上のリーチにスクラムの押し方を伝える場面もあった。所属する関学大が9月13日に秋の初戦を迎える花園で、大塚は前日に日本代表としてプレーした。
大塚は2004年7月5日生まれ、大阪府出身の22歳。小学1年でラグビーを始め、兵庫の関学大高まではHOを務めた。関学大への進学後にPRへ転向している。身長1メートル78、体重110キロ。
T.Sato--JT