中畑清氏、張本勲さんを追悼 巨人で同室となり学んだ努力を語る
中畑清氏が「サンデーモーニング」で、9月9日に86歳で亡くなった張本勲さんをしのんだ。巨人入団初年度に同じ部屋で過ごし、素振りを間近で見た経験を振り返った。
巨人軍OB会長でDeNA元監督の中畑清氏(72、スポニチ評論家)が9月13日、TBS「サンデーモーニング」に出演し、同月9日に86歳で死去した張本勲さんを追悼した。日本プロ野球最多の3085安打を記録した先輩について、記録の背景にある努力を間近で学んだと語った。
中畑氏がドラフトを経て巨人に入った年に、張本さんも移籍してきた。そのため巨人への入団年は同じで、中畑氏は大先輩の張本さんと同室で過ごす機会を得たという。大きな記録を築く選手がどれほど努力するのか、実際の姿から教えられたと振り返った。
特に、張本さんが素振りをする様子を正座して見ていたことを紹介した。見るだけでも学びになる存在だったとし、野球への取り組みだけでなく、仕事と私生活を切り替える明確さや、決断して実行する力にも触れた。
中畑氏は、張本さんの大きな背中や包容力を印象として挙げる一方、茶目っ気があり、一緒にいるだけでも楽しかったと回想した。長く慕ってきた先輩を失ったことへの思いを番組で伝えた。
張本さんは1940年6月19日、広島県生まれ。浪商、現在の大体大浪商から1959年に東映、現在の日本ハムへ入団し、その後は巨人、ロッテでもプレーした。昨年6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんとは盟友だった。
打撃では3085安打のほか、首位打者7度、最多安打3度、最高出塁率9度、ベストナイン16度という実績を残した。首位打者7度は日本プロ野球記録で、1990年に野球殿堂入りしている。高い打撃技術から安打製造機の異名でも知られた。
現役引退後は野球評論家として活動し、率直な発言で親しまれた。「サンデーモーニング」のスポーツコーナー「週刊御意見番」では、故・大沢啓二さんとともに「喝!」や「あっぱれ!」の言葉で選手のプレーを評価し、野球ファン以外にも広く知られた。
2021年12月26日の放送で同番組のレギュラー出演を終えた後も、不定期で生出演していた。今年8月2日の放送にも姿を見せていた。同番組は日曜午前8時から放送されている。
M.Fujitav--JT