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秋場所のトークイベントで、桐山親方と千田川親方が立ち合いで相手をかわす「変化」について、それぞれの経験に基づく見解を語った。
大相撲秋場所13日目の9月25日、東京・両国国技館でトークイベントが開かれ、桐山親方(元関脇宝富士)と千田川親方(元幕内徳勝龍)が立ち合いの変化について語った。
桐山親方は現役時代の2016年名古屋場所千秋楽を振り返った。立ち合いで相手をかわし、はたき込みで勝って勝ち越しと翌場所の新関脇昇進を決めたものの、取組後に先代師匠の元横綱旭富士から強く叱られたという。師匠からは、そのような相撲で勝っても次につながらないと諭された。
桐山親方は、次の場所で負け越して関脇から陥落したことを挙げ、今になれば師匠の指摘は正しかったと感じていると述べた。あの一番を正面から自分の相撲で勝っていれば、その後の展開も変わったかもしれないと考え、以降は立ち合いで変化せず真っ向勝負を続けた。
ファンから、変化も技の一つであり、受ける側が悪いのではないかと質問されると、千田川親方は変化を認める立場を示した。ただし、変化には失敗の危険もあり、それで負ければ悔いが残ると説明した。観客からため息が起きることも力士の心に響くと率直に語った。
桐山親方は、基本的には変化をしない方がよいとの持論を示した。自身の部屋の力士には、正面から力をぶつける相撲を取ってほしいと話した。
T.Sato--JT