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WBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗が、自身の王座決定戦を振り返り、井上拓真との再戦に臨む那須川天心について見解を示した。
プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(34、BMB)は24日、東京都内のWOWOW辰巳放送センターで、28日午後9時から放送・配信される「エキサイトマッチSP 寺地拳四朗vsゴンサレス」の収録に参加した。
寺地は7月に両国国技館で行われた同級王座決定戦を自ら解説した。イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)から2度のダウンを奪い、3―0の判定で勝った試合について、修正点は残ったものの満足できる内容だったと振り返った。
この勝利でライトフライ級、フライ級に続く3階級制覇を達成した。寺地は3階級制覇を通過点と位置付け、日本人初となる3階級での王座統一を目標に掲げる。年内にも想定される初防衛戦へ9月から練習を再開し、階級の壁は強く感じず、さらに成長できるとの手応えを語った。
27日にはWBC世界バンタム級1位の那須川天心(28、帝拳)が、王者の井上拓真(30、大橋)と再戦する。寺地自身も2022年3月、矢吹正道との再戦で3回KO勝ちし、王座へ返り咲いた経験を持つ。
寺地は井上の状態が上向いているとみる一方、勝敗は那須川がどれだけ進化したかに左右されると分析した。一度敗れた相手との再戦では不安を乗り越え、練習で自信を得ることが重要だと説明した。寺地は矢吹戦へ向け、接近戦を加えるなど半年で戦い方を大きく変えた経験を挙げ、相手の予想にない戦術を示せれば那須川にも勝機があるとした。
同興行ではアマチュア世界選手権金メダリストでWBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也(30、帝拳)も世界初挑戦する。寺地は坪井の勝利に期待し、将来の日本人同士の統一戦にも前向きな考えを示した。
S.Fujimoto--JT