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フィリピンで長年、詐欺や恐喝を繰り返してきた日本人犯罪組織「JPドラゴン」のボス、吉岡竜司(56)が収容所内で中国マフィアに金銭返済を迫られ、平身低頭する動画が流出した。元部下との共謀による恫喝や、隔離棟での新たな詐欺疑惑など、その転落ぶりが浮き彫りになっている。
フィリピンのビクータン収容所に拘束されている日本人犯罪組織「JPドラゴン」のボス、吉岡竜司(56)が、中国マフィアに金銭返済を迫られ平身低頭する動画が流出した。両腕にびっしりと刺青を入れた半裸の男たちが、Tシャツ姿の吉岡に詰め寄り、頬を殴るなどして恫喝する様子が映されている。
吉岡はフィリピンを拠点に5年以上、詐欺や恐喝を繰り返してきたとされる。一時は40億円もの大金を得たというが、昨年6月にフィリピン当局に拘束され、同収容所に収容されたことで状況が一変した。
関係者によると、吉岡は拘束前に「サボン」と呼ばれる闘鶏賭博への出資金という名目で、フィリピンで活動する中国マフィアから約5億円を詐取していた。彼らは騙されたことに激怒し、収容所内の中国マフィアメンバーを使って吉岡の締め上げを開始した。
その動きに歩調を合わせたのが、元部下の竹田(仮名)だ。竹田は吉岡の強権的な態度に嫌気が差し、組織を離脱していたが、かつてのボスを恫喝する場面に姿を見せた。吉岡は「今日までに返すとは言っていない」と煮え切らない態度を示したが、中国人マフィアからの面罵を受けると、「ソーリー、知り合いに相談します」と両手を合わせて頭を下げた。
「お前は俺に拳銃を突きつけて笑いながら脅したよな。神戸山口組とか言っていたけどウソだよな」との指摘に対し、吉岡は命の危険を感じて看守に頼み込み、通常は懲罰棟として使われる隔離室へ逃げ込んだ。
しかし、その隔離棟でも吉岡は本性を隠さなかった。同室になったネパール人や日本人からカネを騙し取っており、「俺は入管とコネがある。カネを出せばここから出してやる」と嘯いているという。強い者には平身低頭し、弱い者からは金銭を巻き上げる姿が、かつての「ボス」の正体を如実に示している。
Y.Watanabe--JT