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トヨタが展開するクロカン4WD「ランドクルーザーFJ」の車内快適性を高めるカスタムとして、オーディオシステムのグレードアップが注目されている。純正のインテリアデザインを損なうことなく高音質化を実現するBEWITH製スピーカー「Lucent Duo165」への交換から、DSPやサブウーファーを追加した段階的なシステム構築まで、具体的な手法と効果を紹介する。
トヨタのクロカン4WDシリーズ「ランドクルーザー」に新たに加わった「ランドクルーザーFJ」において、車内の快適性を高めるカスタムとしてオーディオシステムのグレードアップが注目されている。全長4575mm、全幅1855mm、全高1960mmのコンパクトなボディと角張ったフォルムを持つ同車は、従来のランドクルーザーとは異なる親しみやすさを持ちつつも、街乗りでの日常使用において音質への向上を求めるユーザーが増えている。
特にスマートフォンと純正オーディオを接続してストリーミング音楽を楽しむ層にとって、スピーカー交換は比較的取り組みやすく、効果を実感しやすいカスタムとして推奨される。BEWITH(ビーウィズ)が提供する「Lucent(ルーセント)」シリーズのスピーカー「Lucent Duo165」は、ランドクルーザーFJのデモカーへのインストール事例があり、純正の取り付け位置を活かした設置が可能だ。
Lucent Duo165は、16.5cmウーファー「L-165L」と2cmツイーター「L-20L」からなる2ウェイスピーカーで、専用ネットワークを付属させる。ドア側にはトヨタ車向けの専用バッフルを用いて16.5cmユニットを純正位置にインストールし、ダッシュボード両脇の純正スピーカー部分には専用ツイーターマウントを使って高音域を担当するツイーターを設置する。この構成により、中低音と高音を得意なスピーカーに分担させ、音楽をクリアに楽しめるよう設計されている。
取り付け後もドア内張りや純正グリルはそのままのため、車内を見ただけではスピーカー交換の痕跡がほとんど残らない。BEWITHはLucentシリーズにおいて、上位シリーズで培った技術を取り入れつつも取り付けやすさを重視しており、「ルーセントシルク」と呼ばれる極薄のシルク系素材を採用したツイーターと、アルミ-マグネシウム振動板を用いたウーファーにより、スマートフォンからのストリーミング再生から高音質音源まで幅広く対応する本格派の製品としている。
スピーカー交換をきっかけにさらに音質を向上させる場合、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)の追加が次のステップとして提案される。車内は左右のスピーカーから耳までの距離や素材による音の反射の違いがあり、DSPはこれらの環境に合わせて各スピーカーのタイミングや音量、音質バランスを整える役割を果たす。BEWITHのセカンドブランド「PLUG&PLAY」から提供される「PLUG&PLAY 640」は、DSPと4チャンネルアンプを一体化したコンパクトなモデルで、純正オーディオとスピーカーの間に挿入することで細かな音作りが可能になる。
さらに低音域を担当するサブウーファーの追加も検討できる。今回のシステムでは、FOCAL(フォカル)の「ISUB ACTIVE」のようなコンパクトなアンプ内蔵モデルが候補となる。大きなウーファーボックスを設置する代わりに薄型で設置場所を選ばないため、エンジン音やロードノイズにかき消されがちなベースやドラムの音を再生し、音楽全体に厚みを持たせる効果がある。
ランドクルーザーFJのオーナーにとって、純正インテリアを維持したままオーディオ環境を整えることは、車内快適性の向上に直結する。まずはBEWITH Lucent Duo165への交換で音の違いを楽しみ、必要に応じてDSPやサブウーファーを追加する段階的なシステムアップが、カーオーディオカスタムの魅力として提示されている。
M.Matsumoto--JT