男子バレー日本代表、ロス五輪へ継続強化 ティリ監督が経験の共有重視
男子バレーボール日本代表のティリ監督は、ロサンゼルス五輪のメダル獲得へチームの継続性を重視すると説明した。日本はアジア選手権優勝で五輪出場権を得た。
男子バレーボール日本代表のロラン・ティリ監督は9月14日に東京都内で会見し、2028年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得に向け、同じチームで勝敗の経験を積み重ねることを強化の軸に据える考えを示した。
日本は福岡県の北九州市立総合体育館で開かれたアジア選手権を制し、2大会連続、通算11回目の優勝を達成。ロサンゼルス五輪の出場権を得た。会見はその後の強化方針を説明する場となった。
ティリ監督は新たな出発としてチームを作り直すより、継続が大切だと説明した。新しい選手が加わる可能性はあるものの、イタリア、米国、ロシアなどに勝ち、メダルを取るには、選手が同じ試合や勝利を共有して経験を蓄える必要があるとの認識を示した。
日本男子が最後に五輪でメダルを獲得したのは、金メダルに輝いた1972年ミュンヘン大会。以来、半世紀以上にわたって表彰台に届いていない。ティリ監督は母国フランスを率い、2021年の東京五輪で金メダルを獲得している。
フランスでの経験については、同じチームで勝ち、負けることを繰り返しながら前進したと振り返った。日本代表にも同様の経験を積ませたいとし、選手構成が変わっても共通の意識を保ち、一緒に行動することが成長につながると語った。
五輪まで約2年あるなか、状況に応じて選手は柔軟に入れ替える方針。一方で「どの大会でも表彰台に乗る」という目標を掲げ、継続した強化を進める。
K.Okada--JT