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日本維新の会の藤田文武共同代表は、中司宏規制改革担当相を巡る「しんぶん赤旗」日曜版の報道について、新たな証拠や事実は示されていないと述べた。
日本維新の会の藤田文武共同代表は9月24日の記者会見で、中司宏規制改革担当相が大阪府枚方市長だった時代の金銭授受疑惑を報じた共産党機関紙「しんぶん赤旗」日曜版について、内容を否定した。新しい証拠が示されたわけではなく、判決文には金銭授受がなかった旨が記されていると述べた。
赤旗日曜版は、枚方市発注の清掃工場建設工事を巡る談合汚職事件で、中司氏の元側近だった元大阪府議がゼネコン側から受け取った「裏金」の一部を中司氏に渡したと証言したと報じた。
ただ、この疑惑の内容は、元側近が2020年に出版した著書ですでに公表していた。元側近は今回の取材に対し、著書に書いた内容は真実だと改めて説明した。藤田氏は報道を確認したとしつつ、元側近が主張すること自体は自由だと述べた。
藤田氏は一方で、判決は中司氏が経済的にも政治的にも利益を受けていないと認定していると強調した。中司氏は2007年、枚方市長在任中に清掃工場建設工事を巡る談合事件で大阪地検特捜部に逮捕され、辞職した。競売入札妨害罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が確定しており、執行猶予期間はすでに満了している。中司氏は冤罪を主張し続けている。
赤旗が既刊の著書にある証言を「スクープ」とした点について、藤田氏は、維新と共産党はほぼすべての政策で立場が異なると指摘した。赤旗を政党機関紙として位置づけ、公平性を批判する意図はないとしつつ、共産党の主張を掲げる媒体だとの認識を示した。
T.Kobayashi--JT