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イスラエルのネタニヤフ首相は国連総会で、米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦は自国と文明を守るためだったと主張した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は9月24日、ニューヨークで開かれた国連総会の一般討論で演説し、2月末から米国とイスラエルが実施した対イラン軍事作戦を正当化した。イランの核施設を攻撃しなければイスラエル側は生存できなかったとして、自国だけでなく文明を守るための行動だったと訴えた。
イスラエルは2023年10月以降、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスへの攻撃を続け、外交的な孤立を深めている。ネタニヤフ氏が会場に姿を見せると、多数の国の代表団が退席して抗議した。
ネタニヤフ氏はイラン核施設への攻撃を非常に困難だったが、首相としては明確な決断だったと説明した。自国防衛を続ける以外に選択肢はないと強調し、イラン体制の崩壊を将来祝うことになるとの見方も示した。
また、国際刑事裁判所が逮捕状を出している自身の拘束を一時検討したニューヨークのマムダニ市長を批判した。米国はICC非加盟国で、米国内でネタニヤフ氏を逮捕する義務はない。ガザで7万人を超える死者が出た攻撃については、民間人保護の措置を講じてきたと述べ、ジェノサイドとの非難を否定した。
これに対し、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は同日のビデオ演説で、ガザで起きているのはジェノサイドだと主張し、パレスチナ人の生命と存在が脅かされていると訴えた。アッバス氏はトランプ米政権から査証発給を拒まれ、2年連続でビデオ演説となった。
ニューヨーク中心部ではネタニヤフ氏に抗議する大規模なデモも行われ、参加者は同氏やトランプ米大統領の逮捕を求めた。ロイター通信によると、別の抗議行動では俳優スーザン・サランドンさんやニューヨーク市議ら少なくとも30人が逮捕された。
S.Fujimoto--JT