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10月15日に農林水産相へ就任した武部新氏について、2024年衆院選の運動員買収や違法献金、約3000万円の裏金作りをめぐる疑惑が報じられた。
簗和生氏の辞任を受け、武部新氏(56)は10月15日に農林水産相へ就任した。しかし就任後、2024年衆院選の選挙運動と政治資金をめぐる複数の疑惑が週刊文春によって報じられている。
同誌は、武部氏側が2024年衆院選で運動員を買収した疑いがあると報道した。同じ選挙では違法な献金を受け取った疑惑も報じており、さらに取材で約3000万円の裏金を作った疑いが浮上したとしている。いずれも同誌が提示した疑惑であり、記事は刑事責任が確定したとはしていない。
武部氏は自民党幹事長などを務めた武部勤氏の長男。早稲田大学法学部を卒業後、日本興業銀行に入り、2003年にシカゴ大学公共政策大学院の修士課程を修了した。その後、父の秘書を務めた。
2012年に衆院議員へ初当選し、岸田内閣で農林水産相、石破内閣で文部科学副大臣を務めたと記事は紹介している。2026年10月に再び農林水産相に就任した直後から相次いだ疑惑について、説明が求められる状況となっている。
疑惑の舞台となった北海道12区は、宗谷岬から知床半島まで広がる国内最大の選挙区とされる。候補者側が1日に約550キロを移動することもある広大な地域で、選挙運動に関わった人員や支出が適法に処理されたかが報道の焦点になっている。
H.Takahashi--JT