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TBS系ドラマ「VIVANT」第22話で劉銘軒が語った膝の痛みをめぐり、野崎の脱出を助ける行動の伏線ではないかとの見方が視聴者の間で広がっている。
TBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズン第12話に当たる第22話が25日に放送され、堺雅人が演じるシンシー幹部、劉銘軒の行動をめぐる考察が続いている。
第22話では別班員の救出に成功したが、野崎とドラムはシンシーのもとに残った。野崎は洗脳されたとみられており、第20話では情報ブローカーのタイラン・グリエワに対し、核融合研究者エリシャ・ママドフの娘ジャミーンが日本にいると明かしていた。
野崎はその際、ノゴーン・ベキは死亡したと説明したが、最新話でベキの生存が判明した。野崎が自分の兄の病院でベキを治療させ、協力していたことも明らかになった。このため、野崎は洗脳されたふりをしてシンシーを欺いているとの見方が出ている。
劉は第22話でドラムを銃撃した。ドラムが外へ運び出された場所にはバルカ警察のチンギスがおり、救出につながった。第21話では、チンギスのスマートフォンに「世界最高の警察官へ」と書かれ、ドラムの埋葬地点の座標を示すメールが届く場面があった。野崎は過去にチンギスを同じ言葉で呼び、円周率を使って座標を暗示したこともあるため、送信者ではないかと推測されている。
ただし野崎は監禁中で、自由にメールを送れる状況ではない。劉はシンシーから、情報を引き出した褒美として野崎を自由に扱う権利を得ていた。人を退出させてカーテンを閉め、大音量の音楽を流し、野崎と2人だけになる場面も描かれた。
その後、上半身裸で汗をかいた劉は、コンクリートの上で膝が痛くなったと発言した。前話で野崎と2人になる際に大きな荷物を運んでいたことと合わせ、脱出用の穴を掘っていた、救出手段を野崎に渡していた、変装用のマスクを作っていたなどの推測が視聴者から出ている。
体格の大きいドラムが穴を通るのは難しいため、劉が別の方法で外に出す目的で銃撃したとの説もある。6発撃たれながら致命傷を避けたことも、劉が協力者なら説明できるとの見方だ。野崎が本当に洗脳されているのか、劉がどちらの陣営に立つのかは、今後の展開の焦点となる。
野崎がグリエワ側へ伝えた情報には真実と虚偽が混在している可能性があり、ベキを死亡したことにした説明は、その生存を隠す目的だったとも考えられる。兄の病院を使って治療させた事実が示されたことで、野崎がシンシーに完全に支配されているとの前提は揺らいだ。
チンギス宛てのメールに使われた呼びかけと座標の示し方は、これまでの野崎の行動と共通する。ただし監禁下の野崎が端末を操作した場面は描かれておらず、劉が連絡を仲介した、または送信できる環境を整えたとの可能性が検討されている。大音量の音楽とカーテンは、周囲に会話や作業を察知されないためのものだったとの見方もある。
劉の発言に登場したコンクリート、汗をかいた姿、前話の大きな荷物は、個別には決定的な証拠ではない。しかし複数の描写を組み合わせると、床下での作業や脱出準備を示す伏線ではないかと受け止められた。ドラムへの銃撃も、チンギスのいる屋外へ運ばせるために致命傷を避けて実行したとの推測につながった。
現時点で番組はメールの送信者も劉の真意も明かしていない。視聴者の見方はあくまで放送内容を基にした考察であり、劉がシンシーを裏切っていることが確定したわけではない。次回以降、野崎の洗脳状態と救出計画の有無が物語の重要な焦点になる。
K.Hashimoto--JT