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BMWは改良した旗艦セダン「7シリーズ」を国内発売し、新しい前後デザインや2トーン塗装、充実した車内ディスプレーを採用した。
BMWの旗艦セダン「7シリーズ」の改良新型が国内で発売された。2026年4月に世界初公開されたモデルで、ラグジュアリー市場向けの新たなデザイン言語を採り入れている。
フロントには新形状のキドニーグリルと、その輪郭を光で示すBMWアイコニック・グロー、新設計のクリスタルヘッドライトを装備した。側面は余分な面をそぎ落とし、キャラクターラインで長い車体を印象付ける。後部は水平基調の造形により、車幅感と威厳を強調した。
量産車ながら個人の好みに応じた配色を選べる「BMWインディビジュアル2トーン・ペイント」を設定。改良型では車体上側を高光沢、下側をマットに仕上げるデュアル・フィニッシュも初めて選択できる。
室内は「ノイエ・クラッセ」の考え方を基に、レザー、アルカンターラ、木材、クリスタルガラス、金属などを組み合わせる。新しいライトストリップ、スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ、前席ヘッドレストの環境照明で車内を演出する。
自動ドアは車両へ近づいた際の開閉動作を改良し、各ドアのスイッチだけでなくセンターディスプレーやアプリからも操作できる。乗降時の利便性を高めると同時に、旗艦セダンらしい装備として位置付けた。
7シリーズとして初めて17.9インチの自由形状センターディスプレーを採用し、助手席には14.6インチの「BMWパッセンジャー・スクリーン」を新設した。地上波テレビ、ゲーム、オンライン会議に対応し、運転者が走行中に助手席画面へ視線を向けた場合は映像を一時停止する安全機能を備える。
後席には31.3インチ、8K解像度の「BMWシアター・スクリーン」を選べ、改良型では地上波テレビにも対応した。HDMI端子は後席中央コンソールへ移し、左右のドアには5.5インチのBMWタッチ・コマンドを組み込んだ。
パワートレインは3.0リットル直列6気筒ガソリンと48Vハイブリッドを組み合わせる「740 Excellence」「740 M Sport」、113kWh電池を積む「i7 60 xDrive Excellence」「i7 60 xDrive M Sport」「i7 M70 xDrive」。1回の充電で走れる距離はi7 60 xDriveが706km、i7 M70 xDriveが686kmとされる。
価格は1683万円からで、納車は11月開始予定。SNSでは大型グリルの迫力や2トーン塗装を評価する声が見られ、自動開閉ドアを工芸品のようだと評する投稿もあった。車内エンターテインメント装備の大胆さや、電気自動車i7の静粛性と快適性にも関心が集まった。
K.Tanaka--JT