マンチェスター・シティーに財務規則違反 処分の行方に注目
プレミアリーグはマンチェスター・シティーによる9季にわたる財務規則違反を発表した。
サッカーのイングランド・プレミアリーグは29日、マンチェスター・シティーが2009~10年シーズンから17~18年までの9季にわたってリーグ財務規則に違反していたと公表した。
スポンサー企業と虚偽の契約を結んで収入を水増しするなどし、リーグや欧州サッカー連盟(UEFA)が定めた支出制限を超過。不正は9億ポンド(約1866億円)以上に達し、リーグは「組織的に規則を破ってきた」と指摘した。地元メディアでは勝ち点はく奪や罰金、リーグから除名処分を受ける可能性が報じられている。マンチェスターCは2日が期限とされている不服申し立てを行う方針を示している。
マンチェスターCは08年にUAEの投資開発会社アブダビ・ユナイテッド・グループ(ADUG社)が買収。巨額資金を投じた大型補強を繰り返してチーム力を高め、11~12年に44季ぶりのリーグ優勝を成し遂げると、16~17年から昨季まで指揮を執ったグアルディオラ前監督の下でリーグ史上初の4連覇を達成するなど20冠を達成した。今回、不正が認められた当該期間だけでもリーグ戦3回を含む8つのタイトルを獲得。地元メディアではタイトルを含めて上位進出や巨額収入が保証される欧州チャンピオンズリーグ出場権を逃したチーム、プレミアリーグから降格したチームなどから損害賠償請求を受ける可能性も報じられている。
K.Tanaka--JT