トヨタ・カローラ4代目:10年連続販売日本一を誇る歴史的モデルの登場
累計生産台数700万台、国内乗用車販売台数で10年連続日本一という輝かしい実績をすでに築いていたトヨタ・カローラの4代目が、1979年3月に兄弟車のスプリンターとともに登場した。直線的なスタイリングと多様なボディバリエーション、そして高性能GTモデルの投入により、その地位をさらに確固たるものにした。
累計生産台数が700万台に達し、国内乗用車販売台数で10年連続の日本一という記録をすでに確立していたトヨタ・カローラの4代目が、1979年3月に兄弟車のスプリンターとともに市場に登場した。このモデルは、その後の長期的な成功の基盤となる重要な位置付けにあった。
スタイリング面では、3代目までのデザインから一転し、グッと直線的でクリーンな印象へと刷新された。ボディバリエーションの豊富さは前世代を踏襲し、4ドアセダン、2ドアセダン、ハードトップ、クーペ、リフトバックが用意された。さらに1982年5月には、バンをベースとした初代ワゴンが追加され、このワゴンとバンは後にミドルルーフ化されている。
エンジンラインナップも多岐にわたった。当初のセダンでは、1.3リットル(4K-U型)と1.5リットル(3A-U型)をメインとしつつ、高性能モデルとして1.6リットルDOHC(2T-GEU型)を搭載する「GT」が設定された。このGTモデルには5速MTのみが用意されていた。ワゴン向けには1.3リットルのほか、1.8リットルディーゼルもラインアップに加わった。
装備面でも充実を図り、セダンの装備ページにはハロゲンヘッドランプ(1980年追加時のオプション)、キー照明兼用半ドア警告灯、スーパーサウンドコンポなどが記載された。このモデルのキャッチコピーは「長くつき合えるいい友。NO.1カローラ」とされ、信頼性と親しみやすさを強調していた。
T.Kobayashi--JT