山中竹春・横浜市長が辞職表明「暴言」「パワハラ」認定報告を受け
横浜市の山中竹春市長は8月28日、市役所内で記者会見を開き、辞職する意向を正式に表明した。これは、パワハラ問題を調査していた第三者委員会が7月30日に提出した報告書で、山中市長によるパワーハラスメント行為が認定されたことを受けた措置である。山中市長は会見で「けじめをつけるべきだ」と述べ、市民への約束を果たせなかったことへの反省を示した。
横浜市の山中竹春市長は8月28日、市役所内で記者会見を開き、辞職する意向を正式に表明した。これは、パワハラ問題を調査していた第三者委員会が7月30日に提出した報告書で、山中市長によるパワーハラスメント行為が認定されたことを受けた措置である。
山中市長は会見で「私は横浜市長の職を辞するという重大な決断をいたしました」と語り、辞任の理由について説明した。「昨年、市民の皆様とお約束させていただいたことがまだ成し得ていない一方で、しかし今回のことにけじめをつけるべきだと考えました。反省を忘れることなく、これからの行動で示していかなければならないと考えています」と述べた。
問題の発端となったのは、横浜市役所で人事部長を務める久保田淳氏(49)による実名・顔出しでの告発である。久保田氏は「他の人が言えないのなら私が公表するしかないと、告発を決意しました」と語っている。勤続約26年に及ぶベテラン幹部職員が異例の形で市長の言動を暴露したことで、社会に大きな衝撃を与えた。
週刊文春電子版は1月11日、山中市長が職員について「バカ」「ダチョウ」「人間のクズ」などと評し、市議会の元議長に対して「デブ、死ねよ」などの暴言を吐いていたと報じた。久保田氏は15日に会見を開き、その苦しい胸中を語った。
告発を受け、山中市長を知る人々からは「報道を見て『山中先生、変わってないな』と思いました」との声が上がっている。週刊文春では地方自治トップの不祥事を数多く報じており、前橋市長のラブホ問題や横浜市長のパワハラ音声など、行政の闇に迫った特集を地域別に公開している。
山中市長は53歳。今回の辞職表明により、横浜市政の行方と責任の所在が焦点となっている。
T.Sasaki--JT