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今どきのクルマには欠かせないスマートフォンとの連携が進んでいる。
今どきのクルマには欠かせないスマートフォンとの連携が進んでいる。Ottocast(オットキャスト)は新製品3モデルを発表した。それぞれの特徴と魅力を紹介する。まず、CarPlay/Android Autoをワイヤレス化する「U2Air Neo」が進化した。公式サイト限定モデル「U2Air Edge」も同時に発表された。U2Air Neoは、有線接続のApple CarPlay/Android Autoをワイヤレス化するアイテムの上位モデルとして発表された。この製品は、車載の通信用USB端子に接続して初期設定を完了することで、ワイヤレス化が実現される。その後、クルマに乗り込むたびにスマホと車両が自動的にワイヤレス接続されるため、ケーブルをつなぐ手間がなくなるのが便利だ。また、公式サイト限定モデル「U2Air Edge」は、5GHz帯のWi-Fiにも対応しており、通信の高速化が図られている。さらに、あらかじめ登録した2台のスマホから接続する端末をワンタッチで切り替えられる機能も特徴である。家族で1台のクルマを共有している場合などにも便利な機能となる。また、放熱口を新設することで放熱性能も向上している。価格は8999円。同じ機能を備えた公式サイト限定モデル「U2Air Edge」も用意されている。
次に紹介するのは「Play2Video S」だ。この製品は、YouTubeやNetflixも楽しめる機能を備えている。公式サイト限定モデル「Play2Video X」も同時に発表された。Play2Video Sは、処理性能と安定性が向上したことで、より使い勝手が良いと評価されている。また、この製品は、車載ディスプレイで動画を視聴できるように設計されている。さらに、処理性能の向上により、より多くの動画を同時に視聴できるようになっている。この製品は、車載ディスプレイでYouTubeやNetflixの動画を視聴できるようになることで、ユーザーの使い勝手を向上させている。
有線CarPlay/Android Autoのワイヤレス化を実現し、車載ディスプレイでYouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどの動画コンテンツを視聴できるアイテムが登場。このアイテムは、対応するディスプレイオーディオの機能を拡張し、車内エンターテインメントの充実を図るためのものである。公式サイト限定モデル「Play2Video X」は、従来から展開している「Play2Video Ultra」の進化版として位置付けられ、処理性能や冷却性能、システムの安定性を向上させている。さらにデュアルWi-Fi×デュアルバンド設計を採用し、スマホのテザリングとワイヤレス接続を同時に利用できる特徴も備わっている。車内での待ち時間や休憩時間を充実させたいユーザーにとって、注目すべきアイテムである。価格は1万9999円であり、公式サイト限定モデルとして「Play2Video X」も展開される。
また、あえて物理操作を採用した「Otto Safe knob」が新たなCarPlayの操作環境を提案されている。この物理コントローラーは、Ottocast製品を経由して接続したCarPlayを物理操作でコントロールできるアイテムである。ダイヤルを「回す」ことで項目を選択し、「押す」ことで決定するというシンプルな操作方法を採用しており、タッチパネルに直接触れることなくCarPlayを操作できるのが最大の特徴である。本体は面ファスナーなどを使って車内の好みの位置に固定して使用することができ、接続はワイヤレスで行われ、電源にはボタン電池(CR2477)を採用している。給電用の配線も必要ないため、車内への設置もスマートに行える。
実際にOttocast製品との初期設定を試してみたが、本体のボタンを押すだけという簡単さには驚かされた。複雑な操作を必要とせずスムーズに使い始められたのが印象的だった。操作感はマツダ車のセンターコンソールに設置されているコマンダーコントロールをイメージするとわかりやすいだろう。ただしOtto Safe knobには前後左右に傾けて操作する機能はない。ダイヤルを回した際の適度なクリック感も心地よく、操作に対する反応が指先に伝わってくる。実際に使ってみても自然な操作感で、CarPlayのメニューをスムーズかつ軽快に操作できた。価格は6999円だ。
物理コントローラー「Otto Safe knob」を筆者がOtto Safe knobに強く興味を持ったのは、デジタルデバイスを数多く展開するOttocastがあえて物理操作というアプローチを選んだことにある。『タッチパネルで操作すれば十分』と考える人もいるかもしれない。しかしタッチパネルは操作するたびに画面へ手を伸ばし、狙った位置に指を合わせる必要がある。一方で物理コントローラーなら手元の感覚を頼りに操作できるため、画面に触れる回数を減らせるのがメリットだ。もちろん運転中の操作には十分な注意が必要だが、ダイヤルのクリック感を頼りに操作できることは使い勝手の面でも魅力的。タッチパネル一辺倒だった操作環境に新たな選択肢を提案するアイテムといえるだろう。
◆日本で累計100万人以上が利用! Ottocastが支持を集める理由とは? ところでOttocastは2021年の日本上陸以来、国内で累計100万人以上のユーザーに製品を届けてきたという。世界累計販売約300万ユニットのうち日本市場が30%以上を占めるという数字からも、その存在感の大きさがうかがえる。『Ottocastにとって日本はアメリカと並ぶ大きな市場です』そう語るのは日本法人でマーケティングを担当するスタッフだ。『日本の人は車内を美しく保ちたいという傾向が強い』。
Ottocast商品が日本市場で高い人気を博している理由について、マーケティング担当者は次のように説明しました。Ottocastは、スマホとの接続をワイヤレス化することで、車内にケーブルが露出することを減らし、車内のインテリアをスッキリ保つことが大きなメリットであると理解しています。この機能は、CarPlayやAndroid Autoをワイヤレス化するようにすることで、乗車するたびにスマホをケーブルで接続する必要がなくなるという点で、日本のユーザーにとって使い勝手が向上する傾向があります。また、日本のユーザーの利用状況に合わせた製品のローカライズや安定性向上に取り組んでおり、単に海外で販売している製品をそのまま日本に持ち込むだけでなく、日本のユーザーが求める機能や使い勝手を理解しながら製品とサービスを改善してきたことが人気の理由であるとされています。
一方で、同様の機能を持つデバイスは他社からも販売されている。Ottocastが高い人気を獲得した理由は、日本市場への長期的な取り組みと、日本のニーズを理解し、市場を通じて学び、学んだことをサービス・製品に反映する姿勢が大きいと考えられています。マーケティング担当者は「あくまで個人的に感じていることですが」と前置きしたうえで、日本市場を尊重し、ニーズを理解し学び続けてきたこと、そしてそれをサービス・製品に反映する姿勢が人気につながっていると述べました。
また、日本専用のサポート体制を整備する姿勢が強みとして挙げられています。マーケティング担当者は「ふたつめは日本市場に腰を据えるという強い覚悟と長期的な投資姿勢です」と述べ、この姿勢が特に表れているのがアフターサービスです。日本のマーケットでは、モノを売るだけでなく、売った後にどうするか、使ううえで問題が発生した際にはそれを解決していくサポートをすることが重要であると強調しています。
オットカストは日本専用のアフターサービス体制を整え、日本向けのサポートチームには28人ものスタッフが在籍している。問い合わせ窓口はWebフォーム、メール、電話、そしてLINEにも対応しており、週末に対応することもある。日本のユーザーを重視する姿勢がうかがえる。特にCarPlayやAndroid Auto関連の製品は車種や車載システム、スマホとの組み合わせによって利用環境が異なる。購入後に接続や設定で困った際にも相談できる体制が整っていることは、ユーザーにとって安心材料になるだろう。
オットカストが重視しているのはユーザーとの直接的なコミュニケーションだ。今年7月に関東・関西エリアの高速道路サービスエリアで実施したプロモーション活動は、オンラインだけでなくオフラインでのマーケティング活動の一例である。その活動を通じて、ユーザーの皆様と直接コミュニケーションを取る機会を増やし、日本市場への理解を深めていくことを目的としている。オンラインでの販売や情報発信だけでなく、実際にクルマを利用するユーザーとの接点を増やしていく。そうした活動から得られた声を製品開発やサービスへとフィードバックしていくこともオットカストの強みの一つである。
世界累計販売のうち約3割を日本市場が占める。今回発表された新製品からはワイヤレス化や動画視聴といった従来の利便性向上に加え、物理コントローラーによる新たな操作環境の提案も見えてきた。その躍進を支えているのは単に便利な製品を開発するだけでなく、日本のユーザーを深く理解し、製品とサービスの両面から使いやすさを追求してきた姿勢だ。
Ottocastが日本市場を重視し、今後どのようなアイテムを登場させるのか、引き続き注目されるだろう。
K.Tanaka--JT