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ドゥカティはピレリ、SACSマリンとの共同開発ボート「ピレリ44 ドゥカティエディション」を発表した。創業100周年を記念して26艇を生産し、500hpのエンジンを3基搭載する。
ドゥカティは創業100周年を記念し、ピレリとSACSマリンが共同開発した「ピレリ44 ドゥカティエディション」を披露した。1926年の創業年にちなみ、生産数は26艇に限定する。
発表は2026年9月10日、「2026年カンヌ・ヨッティング・フェスティバル」の一環として行われた。ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカーリ、ピレリのDesign & Assets Conversion SVP、マルコ・マリア・トロンケッティ・プロヴェラ、SACSマリンのChief Growth Officer、ニコラ・アントネッリが会見に出席した。
ピレリは20年以上、SACSマリンとピレリ・スピードボートシリーズの開発で協力してきた。今回のモデルは、ボルゴ・パニガーレに拠点を置くドゥカティのスタイルを、水上の製品に反映する試みと位置付けられている。
ドゥカティは「スーパーレッジェーラV4 チェンテナリオ」から着想したカラーリングと、「チェントロスティーレ」とともに作ったデザインを採用したと説明した。レースに由来する意匠をボートに取り入れている。
動力には500hpのマーキュリーレーシングエンジンを3基搭載する特別構成を採用した。エンジン部にはMotoGPマシンのテールセクションや空力設計を参考にした、ウイング形状のパーツを設けた。
チューブの模様も専用のものとなる。通常はピレリの「Cinturato Blue Wet」タイヤのトレッドをモチーフにしているが、このモデルでは「Diablo Supercorsa SP」を題材に、ピレリR&Dセンターの職人が再解釈したという。
船体にはMannerfelt Design Teamによるダブルステップハルを使い、ハードトップはカーボンファイバー製となる。ダッシュボードとパイロットシートはアルカンターラ仕上げとした。
専用記念プレートに加え、カスタマイズできるナンバープレートも採用する。各部の素材や意匠を通じて記念モデルとしての仕様をまとめた。
同社は、今後数か月にわたり開発の過程を紹介する企画を展開する予定だ。イタリア製を象徴する3ブランドが、性能についてどのような考え方で共同開発したかも伝えるとしている。
M.Ito--JT