朝日新聞出版、望月衣塑子氏と内田樹氏の対談新書を回収へ 川中だいじさん巡り4カ所に誤り
朝日新聞出版は、望月衣塑子氏と内田樹氏の対談新書に高校生の川中だいじさんを巡る誤った記述があったとして、書店在庫など約8000部を回収する。
朝日新聞出版は1日、東京新聞記者の望月衣塑子氏と思想家の内田樹氏による対談新書「常識なき世界を生き延びるために」を回収すると発表した。書店などに2日以降、協力を求め、順次回収を進める。
同書は9月に刊行され、「日本中学生新聞」を創刊した高校生の川中だいじさんについても取り上げた。出版社の説明では、川中さんに関する望月氏の発言として掲載された部分に計4カ所の誤りが確認された。
誤りには、川中さんが周囲の子供から「老害」と呼ばれたとする記述や、小学生時代に掲示した壁新聞を教師にはがされたとするエピソードが含まれていた。望月氏はXで、川中さんについて事実と異なる内容を公表したとして謝罪していた。
朝日新聞出版によると、回収対象となる書店在庫などは約8000部。発行部数は2万部に上っており、すでに購入された本への対応については今後検討する。
T.Ikeda--JT