プルデンシャル生命、販売停止中にも社員の不正受領が判明
プルデンシャル生命保険で、販売自粛中に男性社員が顧客から不正に金銭を受け取っていたことが判明した。
同社は10月28日、40代の男性社員が顧客から受け取った金銭を生活費などに充てていたとして、懲戒解雇したと発表した。問題は、巨額の金銭詐取を受けて保険販売を止めていた約3カ月半の自粛期間中に起きた。
金融庁は10月9日、保険業法に基づく一部業務停止命令を出した。免許取り消しに次ぐ重い処分で、新規契約の販売を3カ月停止する内容。背景には社員ら100人超が顧客約500人から計約31億円を不正に受領した問題がある。
同社を巡っては元営業社員が特殊詐欺事件で逮捕された事案や、2025年だけで45人が懲戒処分を受けたとする内部資料も報じられてきた。顧客との金銭貸借、情報持ち出し、逮捕事案などが相次ぎ、営業組織の管理と再発防止策の実効性が改めて問われる。
Y.Kimura--JT