セルジオ越後氏、日本の3―1勝利を評価も守備と交代条件を指摘
日本がウルグアイを下した国際親善試合について、セルジオ越後氏は終盤の得点を評価する一方、試合内容や8人交代という条件に課題を挙げた。
日本代表(FIFAランキング17位)は24日、キューアンドエースタジアムみやぎで行われた国際親善試合でウルグアイ(同20位)に3―1で勝利した。W杯北中米3カ国大会後の初戦で、評論家のセルジオ越後氏(81)は白星を評価しながらも、内容面の問題を指摘した。
セルジオ氏は、相撲に例えれば日本が土俵際で逆転した試合だったと表現した。主導権はウルグアイ側にあり、日本は何度も決定機を許したとみる一方、後半追加時間に2得点して勝ち切った点は称賛に値し、再出発として良い結果になったとした。
ただ、W杯でベスト32に終わった日本が以前より強くなったようには見えなかったと評価した。守備でミスがあり、相手FWの決定力不足にも助けられたと指摘。ウルグアイはW杯優勝2回の実績を持つものの、今回の大会ではカボベルデにも勝てず1次リーグで敗退しており、現在の力を過去の肩書だけで判断すべきではないとの考えを示した。
代表デビュー戦で得点した松木玖生についても、得点場面以外では十分な仕事ができなかったとの見方を示した。日本は時間の経過とともに主力へ入れ替え、試合終盤になってようやく現在のベストメンバーに近い構成へ到達したと振り返った。
この試合では親善試合として8人の交代が認められた。セルジオ氏は、通常の5人交代であれば日本が敗れていた可能性もあると述べ、豊富な交代枠が結果に影響したと分析した。
来年のアジア杯まで続投する森保一監督には、日本サッカー協会から新たな機会が与えられたが、同大会では優勝が求められるとした。21歳の塩貝健人が終盤に代表初得点を挙げたように、新戦力を加えて選手層を厚くし、現在の主力構成からどれだけ進歩できるかが課題だとまとめた。
T.Kobayashi--JT